ロワジール スパタワー 那覇

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3 客層
Hotel room with two queen beds, colorful patterned headboard, and large window with sheer curtains

ホテル情報

泊の記事

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2月 couple U
31

青いグラスの底に、溶け出した体温

指先に触れるバルコニーの手すりが、予想よりも少しだけ冷たかった。けれど、頬を撫でる風はどこか柔らかくて、二月の那覇が持っている、冬を拒絶しない穏やかな温度に気づかされる。私たちは「ビューバスコーナーキング」の部屋に差し込む、白く眩い光に包ま…

2月 family U
31

白いローブに包まれた、小さな迷子

大きすぎる白いバスローブ。雲をそのまま切り取ったような、もこもことしたパイル地の心地よさ。洗いたてのリネンが放つ清潔な香りが、鼻腔を優しくくすぐる。まだ小さな老二の体にはあまりに大きく、歩くたびに裾を何度も踏んづけては「おばけみたい!」と、…

3月 couple U
21

指先が触れそうで触れない、あの青い時間

君がそう呟いたとき、僕たちはまだ部屋の入り口に立ち尽くしていた。目の前に広がるのは、視界を贅沢に奪うビューバスコーナーキングの空間。壁というよりも、沖縄の眩い光をそのまま室内に招き入れたような、不思議な開放感に包まれている。…

3月 family U
12

冷たいタイルを裸足で歩く、小さな足音

挽きたてのコーヒーが放つ香ばしい香りに、沖縄らしいスパイシーなタコライスの匂いがふわりと混ざり合う。目の前では、次男が沖縄そばの麺をどうやって口に運ぶか、人生最大級の難問に直面したかのように真剣に悩んでいた。不器用な箸使いに翻弄され、麺が器…

4月 friends U
34

冷めたそばと、誰かが忘れた地図の話

「おい、ここ、ただの住宅街じゃないか!」 「いや、ネットには『この辺りに見頃の桜がある』って書いてあったし」 「『この辺り』の定義が広すぎるんだよ!もう30分も歩いてるぞ」 「信じられないと思うけど、僕としては確信を持って案内してたんだ」 …

6月 family U
24

濡れたサンダルと、誰かの笑い声

しとしとと、プライベートバルコニーのガラスを叩く雨のリズム。湿った潮風が肌にまとわりつき、視界は水彩画のように淡くぼやけている。次男がプラスチックのコップで雨粒を捕まえようと必死に手を伸ばし、「見て、水の世界だよ!」と叫んで自分の足に水をぶ…

6月 friends U
26

濡れた靴の底が、ホテルのタイルに吸い付く音

(友人Aの記憶) 部屋のドアが開いた瞬間、空調の低いハム音が心地よく耳を撫でた。外の激しい雨音とは対照的な、完璧に管理された静寂。足元でふわりと沈み込む厚手のカーペットが、ここが外界から切り離された聖域であることを教えてくれる。スパデラック…

8月 couple U
19

氷が溶けて、グラスの底で小さく鳴った夜

8月の那覇、肌にまとわりつく濃密な熱気が、肺の奥まで重たく満たしていた。アスファルトから立ち上る陽炎と、遠くで鳴り響く盆踊りの太鼓の音が、地響きのように足の裏から伝わってくる。浴衣の裾が歩くたびに擦れる乾いた音だけが、私たちの間に流れる気ま…

9月 family U
21

小さな手が、私の指の隙間に収まったとき

足の裏に伝わる、スパデラックスツインの厚手のカーペットが持つ心地よい弾力。メゾネットルームの階段を、上の子がドタドタと駆け下りてくる音が、静かな室内にリズミカルに響き渡る。洗い立てのリネンの清潔な香りが漂う中、その音は静寂を壊すというより、…