ホテルリブマックスBUDGET那覇

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泊の記事

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2月 couple U
30

ぬるい風と、指先に残った甘い香り

もし、今のあなたがこの部屋を予約するかどうか迷っているのなら。それはきっと、正解を探しているからではなく、隣に座る心地よい角度や、ふたりの間に流れる静かな時間を探しているからなのだと思います。ある午後の、淡い光と静かな迷いの中にいるあなたへ…

3月 couple U
34

窓を叩く雨の音と、指先の温度

那覇の三月は、空気が少しだけ重い。湿度を含んだ風が肌にまとわりつくような、けれどどこか優しい温度だったと思う。ホテルリブマックスBUDGET那覇のドアを開けたとき、最初に意識に飛び込んできたのは、床のタイルのひんやりとした感触だった。裸足で…

3月 family U
20

小さなタオルの端に、潮風が残っていた

下の子の靴に足を通そうとして、親指が引っかかり、もどかしい沈黙が流れる。無理に押し込もうとして、生地がピンと張る感覚。結局、靴下を脱がせてから履かせ直すと、ふっと足が収まった。そんな、ほんの少しのズレを修正することから、私たちの旅は始まって…

5月 friends U
35

空調の唸りと、潮風の匂いだけが正解だった夜

地図を巡る不協和音と紫の花 「絶対こっちだって!」と誰かが声を張り上げ、全員が正解を主張し合うという滑稽な状況に、つい吹き出してしまった。首筋に張り付くシャツの不快感と、湿った土の匂いが立ち込める路地裏で、私たちは完全に方向を見失っていた。…

8月 couple U
32

冷たい水滴が指先に触れたとき

サンダルの底から伝わるアスファルトの熱が、まだ足の裏にじりじりと残っていた。盆踊りの喧騒と、どこか遠くで弾ける花火の音が、湿った夜気に溶けて肌にまとわりついている。そんな熱帯の夜に導かれるようにして、ホテルリブマックスBUDGET那覇のロビ…

8月 family U
36

浴衣に残った、潮風と汗の匂い

1. 「見て!あそこに大きな花火が!」という、少ししわがれた老二の声。盆踊りの喧騒と、屋台から漂う香ばしいソースの匂いの中、私の裾を強く引っ張る小さな手の感触と一緒に聞こえてきた。予定していたルートを外れて迷い込んだ路地裏で、不意に空が開け…

9月 couple U
17

靴を脱いだとき、ようやく呼吸が揃った

「ここ、意外と静かだね」 君がそう言って、ホテルのカードキーをテーブルに置いた。カチッという小さな乾いた音が、部屋の静寂に波紋のように広がっていく。 「そうだね。外の喧騒が嘘みたい」 私は、肌にまとわりつく那覇の湿り気を、ゆっくりと脱ぎ捨て…

9月 family U
39

白いシーツに飛び込んだ、あの夜

首筋にまとわりつく九月の湿気が、ホテルの自動ドアを開けた瞬間に切り替わる。シュッと空気が入れ替わり、冷房の冷たい風が、汗ばんだ肌を撫でていくあの心地よい感覚。次男がふと「ねえ、空気って透明な水みたいだね」と呟いた。正解かどうかはわからないけ…

12月 family U
40

11時の部屋にのこる、乾かない靴下のにおい

12月の那覇は、肌にまとわりつく湿り気が心地よく軽くなる季節だ。歩道からは、どこか懐かしい揚げたてのサーターアンダギーの甘い香りと、遠い海から運ばれてきた潮の匂いが絶妙に混ざり合って漂ってくる。街を彩るクリスマスイルミネーションの光が、夜の…