ワン・ステーションホテル熊本

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8
3 客層
Illuminated entrance of The One Station Hotel Kumamoto at night

ホテル情報

  • 📍 住所 日本、〒860-0047 熊本県熊本市西区春日1丁目13−1
  • 📞 電話 +81 96-326-1111
  • 評価 ★★★★☆ 3.9 (1631件のレビュー) · 出典:Google ↗

泊の記事

couplefamilyfriends
2月 couple U
18

冷たい袖口に残った、梅の香りのこと

厚手の白い陶器のカップ。凍えて感覚を失いかけていた指先に、じわりと浸透してくる確かな熱。それは単なる温度ではなく、誰かがここに在るという静かな証明のようだった。LOBBY LOUNGE & BAR ANDOに流れる心地よい低音が、足裏からゆ…

2月 family U
42

小さな手が、私のコートの裾をずっと掴んでいた

外気は刺すように冷たく、鼻の奥がツンと凍りつく。二月の熊本駅に降り立った瞬間、下の子が私のコートの裾をぎゅっと掴んで離さなかった。小さな指先の震えが厚い布越しに伝わってきて、「ああ、本当に旅が始まったんだ」と胸が締め付けられる。ワン・ステー…

4月 friends U
15

濡れた袖に張り付いた、一枚の花びら

「ちょっと待って、地図持ってるの誰?」「え、お前だろ!」「いや、さっきのコンビニで君が『なんとかなる』って言い切ったじゃん!」…

5月 couple U
33

隣で笑ったときの、わずかな体温

「ここかな」 「たぶん。あそこに看板が見えるよ」 JR熊本駅の白川口を出て、わずか二分。キャリーケースの車輪がアスファルトを叩く乾いた音が、私たちの間に心地よい空白を作っていた。五月の湿り気を帯びた風が、どこからか藤の花の甘い香りを運んでく…

5月 family U
35

靴音が重なって、誰かが笑った

1. ゴロゴロとアスファルトを叩くキャリーケースの振動。熊本駅からワン・ステーションホテル熊本まで、わずか二分の道のりを、子供たちの弾む足音と共に歩く。五月の湿り気を帯びた風が新緑の青い香りを運び、ハンドルから伝わる微かな震えが、旅の始まり…

6月 couple U
31

雨の匂いと、ほどけていく指先

もし、この部屋を予約するかどうか、まだ迷っているのなら。その迷いのまま、ただ隣に誰かがいる心地よさだけを連れてきてほしい。雨の日の熊本は、世界が少しだけ狭くなって、その分、隣にいる人の体温がはっきりと伝わってくるから。そんな静かな午後のひと…

6月 friends U
38

濡れたスニーカーで、誰が一番遅いか競った午後

アイランドバーのひんやりとした大理石カウンター:指先に伝わる冷徹なまでの滑らかさと、かすかに漂うシトラスとジンの洗練された香り。氷がグラスに当たるカランという澄んだ音が、心地よい緊張感を与えてくれる。ここで「誰が一番奇妙なカクテルを注文でき…

7月 family U
17

浴衣の裾を引っぱる、小さな手のひら

溶けかかったアイスを笑いながら拭い合った、あの午後の光景が今も胸に温かく残っている。…

9月 family U
31

パジャマ姿の足音が、絨毯に吸い込まれていく

湿った子供の手のひら。小さくて、温かくて、少しだけベタついている。ジェイアール熊本駅からワン・ステーションホテル熊本 / One Station Hotel Kumamotoまで、歩く時間はわずか二分。大人には瞬きのような時間だろうけれど、…

9月 friends U
38

冷めたコーヒーと、誰のせいか分からない笑い声

空気が、洗いざらして色褪せたデニムジャケットのような、どこか懐かしく切ない色をしていた。雨上がりのアスファルトが放つ、あの少しだけ鉄っぽい、湿り気を帯びた匂いが鼻をくすぐる。私たちは、誰が一番に起きられるかという、大人になっても捨てきれない…

11月 couple U
19

指先が触れたのは、ちょうど静寂が降りてきたとき

11月の熊本駅前。肺の奥まで凍りつくような冷気に晒され、私たちは逃げ込むようにワン・ステーションホテル熊本のロビーへ足を踏み入れた。そこにはDJが刻む心地よい低音が空間を支配し、モダンなラウンジの琥珀色の光が、外の寒さを忘れさせる。空気に混…

12月 friends U
25

瞼を閉じても、まだ街の光が踊っていた

指先が凍え、感覚が消えかかる直前の鋭い冷たさ。熊本城の冬のライトアップを歩き回った後の空気は、まるで冷たいガラスの破片を肺に吸い込んでいるかのようだった。駅へ向かう道すがら、私たちは誰が一番先に空腹を認めるか、密かな駆け引きを繰り広げていた…