OMO5熊本 by 星野リゾート

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8
3 客層
Modern hotel room with wooden bunk bed structure, vanity sink, and tiled bathroom.

ホテル情報

  • 📍 住所 日本、〒860-0808 熊本県熊本市中央区手取本町5−1 HAB@ 3F
  • 📞 電話 +81 50-3134-8095
  • 評価 ★★★★☆ 4.4 (926件のレビュー) · 出典:Google ↗

泊の記事

familycouplefriends
1月 family U
36

小さな手のひらの温度

鼻先をかすめる、少し焦げたトーストの香ばしさと、淹れたてのコーヒーが放つ深い苦味の匂い。窓から差し込む冬の柔らかな陽光が、まだ半分眠っている子供たちの、もぞもぞとした衣擦れの音を優しく照らしている。OMO5熊本 by 星野リゾートの「えんた…

2月 couple U
23

テラスで肩と肩が触れなかった、あの距離感について

この部屋を予約しようか迷っているあなたへ。あるいは、誰かと一緒にどこかへ行きたいけれど、何を話せばいいか分からなくなっているあなたへ。二月の風はまだ鋭いけれど、だからこそ、温かい場所の価値がわかる気がします。完璧な答えを持って旅に出る必要は…

2月 friends U
40

冷たい空気と、溶けかけのチョコの味

二月の熊本は、空気が薄いガラスの破片のように肌に刺さる、鋭い冷気に包まれていた。コートの襟を立てても、隙間から忍び込む風が容赦なく体温を奪っていく。私たちは、誰が一番「正解から遠い地元のお菓子」を見つけられるかという、どうでもいい賭けに興じ…

3月 couple U
15

指先が触れた、冷たい手すりと春の予感

アーケードの天井から降り注ぐ、少しだけ湿った春の空気が頬を撫でる。通町筋駅からOMO5熊本 by 星野リゾートまで歩くわずかな時間、街の喧騒がフィルターを通したように遠く聞こえ、心地よい浮遊感に包まれていた。チェックインを済ませて最初に口に…

3月 family U
29

パジャマの裾が、少しだけ床に触れていた

裸足で踏みしめたカーペットの、しっとりと弾力のある感触。次男が「えんたくルーム」の大きな円卓の周りを、小さな惑星のようにぐるぐると回り続けている。彼にとってこの円卓は、いまこの瞬間の世界の中心なのかもしれない。「ここ、学校の机と違う!」と、…

3月 friends U
26

アーケードを抜けた瞬間の、あの少し冷たい風

「絶対、誰かが迷う」なんて賭けをしたけれど、結局は全員で同じ方向へ。空港バスを降りた瞬間、鼻をくすぐったのは都会的な排気ガスの匂いと、どこか懐かしい街の香り。アーケードに足を踏み入れた途端、突き刺さるような日光が遮られ、ひんやりとした影が肌…

6月 family U
41

濡れた靴下と、温かいお茶の湯気

窓の外では紫陽花が静かに色を深め、雨音が心地よいリズムを刻んでいる。…

7月 couple U
40

花火の音が、少しだけ遅れて届いた夜

やぐらルームの静謐な空気を後にし、指先に触れる浴衣の生地に意識を向ける。まだ少し硬い。新しく用意されたもののせいか、それとも私の肌がこの伝統的な質感に慣れていないだけか。帯をきゅっと締められたとき、肺の中の空気が押し出され、呼吸がわずかに浅…

8月 friends U
39

氷が溶けて、指先が冷たくなった瞬間

「ねえ、本当にこの帯で大丈夫なの? さっきからどんどん緩んでない?」 「大丈夫だって。これが今のトレンド、っていうか、あえてのルーズ感だよ」 「ルーズっていうか、ただ結び方が下手なだけじゃない? ぶっちゃけ、あと十分で解けて道端に転がると思…

10月 friends U
21

エレベーターのボタンを二回押した、あの指先の感覚

アーケードの巨大な屋根が、街のあらゆる音を閉じ込める共鳴箱のように機能していた。どこからか漂う揚げ物の香ばしい匂いと、湿り気を帯びた空気。石畳を叩く不規則な靴音が耳に突き刺さる。「ここじゃないの?」という誰かの焦った声が、喧騒に飲み込まれて…

11月 couple U
40

肩と肩の距離が、あと数センチだった

指先に触れる十一月の空気が、冬の訪れを告げるように少しだけ鋭かった。呼吸するたびに肺の奥が冷たく澄み渡り、それが心地よくて、隣にいるあなたの体温がより鮮明に、確かな熱として伝わってくる。通町筋駅からホテルまで歩く短い道のり、アーケードの屋根…

11月 family U
27

パジャマの裾を引っぱられた、午前三時の静寂

ロビーの硬い床で、小さなスニーカーが「キュッ」と高い音を立てた。忍び足でどこかへ行こうとしていた次男が、自分の足音に驚いてぴたっと止まる。その様子を、フロントのスタッフさんが、まるですべて分かっているような、柔らかい眼差しで見守っていた。あ…